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「女性の社会進出」

昨今、政府やメディアで「女性の社会進出、活躍」について取り上げられることが多いですが、女性20〜39歳の視点からデータを取り上げ、このテーマについて考えてみたいと思います。

まず、女性20〜39歳の就業率を見ると、25〜29歳、30〜34歳では1990年から常に上昇傾向を示しています。35〜39歳でも2003年以降、上昇傾向を示しており、この年代で女性就業者数が大きく増加していることが窺えます。

一方、この10年間の幼稚園数、保育園数、待機児童数の推移を見ると、いずれのデータもほとんど変化していません。未就学児がいる女性に対して、この10年間、政府・自治体が積極的な対策を行っておらず、女性の自助努力に任せてきたことが窺えます。
政府は女性の積極的な社会進出を期待しているようですが、このデータを見て女性が積極的な社会進出、活躍を志向するのでしょうか?


出典:総務省統計局資料より



■H17〜H26間の増加率
幼稚園数 -0.93倍
保育園数 1.08倍
幼稚園+保育園数 1.02倍
待機児童数 0.92倍

出典:内閣府「子ども・若者白書」より



参考に高齢者向け施設数の推移を見ると、各施設とも一貫してこの10年間で増加し続けています。世代間対立を煽るつもりはないですが、高齢者向け施設がこのように増加しているのであれば、有職女性をサポートする施設ももっと充実させることができると思うのですが、皆さんはどのように思われますか?


H17〜H26間の増加率
介護老人福祉施設 1.61倍
有料老人ホーム 6.76倍
介護老人保険施設 1.27倍
認知症高齢者グループホーム 1.74倍
サービス付き高齢者向け住宅数(戸数)* 149.53倍
サービス付き高齢者向け住宅数(物件数)* 154.20倍
*H23〜H26間の増加率

出典:国土交通省 「土地白書」より


2015.8




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