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住宅取得

「家を買ってこそ一人前」という言葉があるように結婚したり、子供が生まれたら家を買うことが一般的という認識が世の中にあります。また、国も住宅購入を政策の面から積極的にバックアップしています。実際、30年を超える多額のローンを組んで住宅を購入している方もいらっしゃることと思います。

しかし、この不況下、順調な給与の上昇を期待しにくく、また、今後、人口が減少していく日本において住宅を購入することは人生にとって本当にプラスなのでしょうか?

以下のデータを見ると、このような疑問を持ってしまいます。
日本の住宅数は昭和33年から一貫して増加しています。日本の人口が減少に転じた平成15年から平成20年の間においても過去と同じようなペースで増加しています。

しかし、住宅数の増加とともに空き家数も増加しており、空き家率は平成20年で1割を超えています。数にして約760万戸です。
空き家の内訳を見ると、賃貸物件が過半数を占めていますが、分譲マンションでも空き室のあった割合が平成15年から平成20年の間で上昇しています。

住宅ローンを無事完済すれば問題はないのですが、住宅ローンの返済が厳しくなり住宅を売却処分するとしても、日本の人口が減少する中でこれだけ住宅数が増え、さらに空き家が増えるとなると自分の住宅の資産価値が低下する可能性を覚悟しなければなりません。

ニューファミリーと言われた世代の住宅マーケットの状況から現在は激変しており、住宅を取得する際は慎重なリスク管理が必要なようです。

総住宅数,空き家数及び空き家率の推移のグラフ


出典:総務省 平成20年住宅・土地統計調査より



出典:国土交通省 平成20年マンション総合調査より

2009.12



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