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平均余命

みなさん、厚生労働省が発表している日本人の平均寿命についてはよくご存じだと思います。

平成20年データでは男性は79才、女性は86才と発表されました。

実はこのデータとともに厚生労働省では“平均余命”や“寿命中位数等生命表上の生存状況”、“平均寿命の国際比較”、“死因分析”データも公表しています。

私はここで2つのデータに目がとまりました。1つは“平均余命”

“平均余命とはx才における lx人について、これらの者がX才以降に生存する年数の平均をx才における平均余命という” と厚生労働省では定義されています。

つまり、30才の人はあと何年生きるか、という値です。ちなみに男性30才ですとあと50.09年、女性30才ですとあと56.64年生きるということです。ということは男性30才は平均80.09才、女性30才は平均86.64才の寿命となり、現在の平均寿命とほぼ同じになります。

ところが、これを親の世代で見ると、例えば、男性70才の平均余命は14.84年、女性70才の平均余命は19.29年、つまり男性70才の平均は84.84才、女性70才の平均は89.29才と現在の平均寿命を上回っています。

確かに考えてみるに、70才まで生きてらした丈夫な体なのだから当然この先も元気に生きていく可能性が高いはずです。だから平均寿命よりも長い数値が導き出されるのでしょう。



もう1つは“生存数“

“生存数とは生命表上で一定の出生者 l0 が、死亡率に従って死亡減少していくと考えた場合、X才に達するまで生きると期待される者の数をX才における生存数という” と定義されています。

つまり、30才の人が100人中何人生存しているのか、という値です。ちなみに男性30才ですと100人中98.76人の生存率、女性30才ですと100人中99.21人の生存率となっています。


ではこれも70才のデータを見ると、男性70才では100人中80.34人の生存率、女性70才では100人中90.61人の生存率となっています。ちなみに、男性90才では100人中21.14人の生存率、女性90才では100人中44.81人の生存率です。


私たちは平均寿命だけを見て、“自分の人生あと○年”と考えがちですが、実はもっともっと長い人生を送る可能性があるのです。こうした視点も持って自分のライフデザインを考えたいものです。。


出典:厚生労働省−平成20年簡易生命表より




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